メニュー

麻しん(注意喚起)

麻しん(はしか) 注意喚起

 令和元年(2019)7月5日付 麻しん患者発症に伴う注意喚起が、保健福祉部健康増進課からなされました.(当クリニックにFAXが届きました).  周知されるべき内容が含まれており,患者概要以外を以下にお示しします.

  • 麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下とされています.

 麻しんウイルスに感染した患者が利用した施設を 現時点で利用したとしても,当該患者のウイルスに感染することはありません.

  県民の皆様へ

 (1) 麻しん患者と接触した場合は,潜伏期間 (10~12日) を考慮し,接触後最大21日間の健康観察が必要です.

   麻しんを疑う症状が現れた場合は,事前に医療機関に「麻しんかもしれない」ことを連絡の上,医療機関の指示に従って受診してください.

  なお,受診の際は,周囲の方へ感染させないよう公共交通機関の利用を避けてください.

 (2) 麻しんの有効な予防策はワクチン接種です.1歳児と就学前の幼児(年長児)は 定期予防接種の対象となっていますので,できるだけ早めに受けるようにしましょう.

  また,予防接種を2回受けていない方,麻しんにかかったことがない方,どちらも不明の方は,予防接種について御検討ください.

● 麻しんについて

 (1) 原因: 麻しんウイルス

 (2) 潜伏期間: 10~12日

 (3) 症状

  感染すると,10~12日後に発熱や咳,鼻水といった風邪のような症状が現れ,2~3日 熱が続いた後,39℃以上の高熱と発疹が出現します.

   発疹出現後,3~4日で解熱し,症状は軽快,合併症のない限り 7~10日後には 症状が回復します.

 肺炎,中耳炎を合併しやすく,患者1.000人に1人の割合で脳炎を発症したり,死亡する可能性があります.

  なお,発症した人が周囲に感染させる期間は,症状が出現する1日前から発症出現後 4~5日目くらいまでです.

 (4) 治療: 特異的な治療法はなく,対症療法が行われます.

 (5) 感染経路

  空気感染(※),飛沫感染,接触感染など様々な経路で,人から人へ感染し,その感染力は非常に強いと言われています.

   (※) 麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下とされています.

 (6) 予防方法: ワクチン接種

● 相談窓口: 最寄りの保健所

        栃木市であれば 県南保健所 平日連絡先 0285 – 22 - 1219

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME