生活習慣病について
生活習慣病はかつて成人病と呼ばれておりました。しかし、小児でも起こり得ることから 名称が変わりました。主に乱れた生活習慣(食生活、運動、飲酒、喫煙など)が関与することが多いことから この病名が生み出され認知されるに至っております。しかし、きちんとした生活をおくっている方でも、高血圧症、高脂血症、糖尿病などに罹患することがあります。この「病名」によって、誤解・弊害が生じていることは否めません。
肝心なことは本質が何かを見誤らないことであり、本質とはすなわち「動脈硬化」であります。
「動脈硬化」が起きるような生活をしないこと、起こすような病気にならないようにすること、病気になってしまったら適切な治療を受けること これが、まず知っておくべきことなのです。
生活習慣病とされている病気・疾患
糖尿病、肥満症、脳卒中、心臓病、高脂血症(脂質異常症)、高血圧症、動脈硬化症、痛風(高尿酸血症)など。
当院の治療方針
生活習慣病に対する治療は、まず、日常生活の見直し・改善から始まることがほとんどです。今まで意識してこなかった健康的な生活を継続していくことは簡単なことではありません。日々の経過を患者さんと一緒に二人三脚で歩んでいくことを心がけます。
また、重篤な糖尿病など、高度な医療機関での治療が必要な場合には、適切な医療機関をご紹介しております。